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ライブ出演の流れ|ブッキングやライブ当日の進め方とは

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ライブ出演の流れ|ブッキングやライブ当日の進め方とは

「ライブに出てみたい」と思ったけど、一体何から始めればいいの?
今回はそのような疑問を持つ方に向けて、ライブ出演が決まるまでの流れや、ライブ出演当日の流れについてご紹介します。

ライブに出演すると音楽仲間が増える、楽器や歌がより上手くなるなど、たくさんのメリットがあります。

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ライブ出演はどうやって決まる?

そもそも、ライブ出演はどうやって決まる?

ライブ出演は、自分からライブハウスに出演したい旨の連絡をするか、人脈を広げて自分の音源をライブハウスの方や企画などをしているバンドマンに聴いてもらい、出演依頼をもらうかのどちらかです。

ライブハウス側から出演依頼を受ける

一番オーソドックスな方法は、「ライブハウス側から出演依頼を受ける」です。
しかし、以下のケースのどれかに当てはまっていないと、ライブハウスから出演依頼を受けるのは現実的に難しいことです。

  • YouTubeなどに歌唱動画やバンド音源を公開している
  • TwitterなどのSNSでライブ出演したいなどと発信している
  • ライブハウスや活動中のバンドマンと何かしらの交流がある

ライブハウスの方から声をかけてもらいたい!という方はまず、iPhoneでとった音源などでもいいので、SNSで発信してみましょう。

自分からライブハウスに出演希望の連絡を行う

ライブハウスのホームページやSNSなどを見ると、「出演者募集」「出演希望の方はこちら」などと記載されていることがほとんど。ライブハウス側も出演者を求めているのです。

問い合わせれば、誰でもライブに出演できるというわけではありません。

ライブハウスのテイスト(ROCK系のバンドを集めている、POPS系のアーティストを集めているなど)とあなたの音楽ジャンルがあまりに離れていると連絡しても返答がないケースも稀にあります。

また、ある程度有名なライブハウスは、集客できているバンドの企画イベントがほとんどで、ライブハウスが主催するブッキングイベントは滅多にやらないというケースも少なくありません。その場合も出演は難しいでしょう。

さまざまなライブハウスにアピールすることが大切です。

知り合いのバンドマンを通じて出演を決める

バンドマンや音楽イベントの方を通じて出演

ライブハウスとの交流がない場合は、知り合いのバンドマン経由でライブ出演を決める方法もあります。
例えば、一緒にライブイベントを企画してライブ出演を決める、ライブハウスの知り合いを紹介してもらって出演が決まるといった感じです。

音楽イベント主催者から出演依頼を受ける

SNSやyoutubeなどに積極的に音源などをアップすることで、ライブハウスではなく音楽イベントを主催している方から出演依頼をもらうこともあります。

ライブ出演のノルマ

ライブ出演する場合、チケットノルマが発生することがほとんどです。
お客さんが少ないライブは、バンドマンに対して課すチケットノルマがライブハウスの収益なのです。

日頃から集客力のあるバンドのライブを軸に運営しているところやライブハウスの認知を目的として出演依頼を出しているところなどは、ノルマがないケースもあります。

【ノルマの目安】
・チケット代2,000円x15枚=30,000円
・チケット代1,500円x20枚=30,000円

※この金額に機材費3,000円程度がプラスされることもあります。
※ソロやユニットの場合は20,000円以内に収まることも多いです。

ライブ出演当日の流れ

ライブ出演当日はどのように進んでいくのでしょうか。
流れを見ていきましょう。

当日リハーサル

ライブ本番前にリハーサルを行います。
リハーサルでは、まずボーカルやギターなどそれぞれのパートごとに音を出して音量や音色などをチェックします。その後、バンド演奏を1コーラス程度しながら、全体の音のバランスをチェックします。持ち時間は1バンド30分程度(片付け込み)です。

基本的には、事前にライブハウスや主催者の方から「リハーサル時間」を指定されます。その時間に合わせ、リハーサルの15分前には着くように向かいましょう。

【リハーサルの流れ】
1.会場入り
2.セッティング図(バンドの機材やメンバーの配置を書く)、セットリスト(曲順、MCを入れる場所などを書く)、取り置きリスト(予約して来てくれているお客さんの名前を書く)を記入して、ライブハウスの方に渡す
3.リハーサル

リハーサル時、自分の声や演奏が聞こえない、他のメンバーの演奏やコーラスなどが聞こえないときは、PAさんにもっとボリュームを上げてほしいと伝えましょう。逆に音が大きすぎるときは下げてくださいと伝えればOKです。

本番

いよいよ本番です。持ち時間は20分〜30分がほとんどです。
時間内に演奏が終わるよう、曲順や曲数を調整しておきましょう。

本番では、ほとんどの場合、バンドの入れ替えや機材セッティングなどを行う転換という時間が10分程度設けられています。「片付けも含めて持ち時間で済ませなきゃ」と考える必要はありません。

清算

ライブが終わったら清算です。ノルマと機材費を払います。
基本的には、全体のライブイベント自体が終了してからの清算がほどんどです。
中には、出番が終わった人から順次清算というケースもあります。

ノルマは呼んだお客さんの人数によって異なる

例えば、チケットノルマが10枚で、来てくれたお客さんが5人だった場合は、残りの5人分のチケット代を自腹で払う必要があります。

お客さんをたくさん呼べると利益が出る

もし、チケットノルマが10枚であれば10人来てくれればトントン、11人目からはバックが発生する、つまり利益が出るのです(ライブハウスやイベントによって異なります。事前にチェックしてみて下さい。)。

打ち上げ

ライブイベントが終わった後、ライブハウスのスタッフや出演バンドマンたちと行う打ち上げが行われることもあります。

ライブハウスの閉店の時間までBARを開放して、そこでみんなでわいわいお酒を飲む打ち上げスタイルもあれば、主催者が別に居酒屋などを予約しており、そこで打ち上げをするパターンもあります。中には、そこで仲良くなったバンドメンバーたちと単体で打ち上げをすることもあります。

ライブハウスの方や他のバンドマンと仲良くなっておくことで、他のライブへ誘ってもらえる可能性が上がります。人脈を広げ、さまざまなライブに出演するチャンスを得るためにも、打ち上げまで参加することをおすすめします。

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k a s u m i

数百人以上の声をみた経験を持つ、歌の先生ブロガー。バンドSee Emily Playのvo&ba。あなたらしい歌い方を大切にして欲しい。いくつになっても歌や音楽と生きる人生を歩んで欲しい。そんな思いでサイト運営しています。ぜひTwitterフォロー、Facebookのいいねをお願いします!

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