発声練習

音域が狭い…広げる方法と平均的な音域について

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音域が狭いと悩む方向け|音域を広げる方法

カラオケで歌いたい曲が高くて歌えない。そんな経験はありませんか。
音域が広がればカラオケでも歌える歌の幅が広がり、楽しくなります。また、余裕を持って歌えるメリットもあります。

男性でも女性でも声が出しづらく苦手な音域があり、男性は高音が出しづらく、女性は低音を出しづらい傾向があります。

音域を広げるための練習をしない限り、高音を楽に歌うのは難しいです。今回は、音域を広げる方法についてご紹介します。

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平均的な音域とは

音階について

男性と女性の平均的な音域の違いは自然です。男性と女性の平均的な音域についてご紹介します。

男性

男性の地声の平均はlowG〜midAと言われています。
ここから高音域を1.5オクターブ、低音域を1オクターブ広がれば、lowlowG〜hiFまで歌うことが可能になります。

女性

女性の地声の平均はmid1〜hiCと言われています。
ここから高音域を1.5オクターブ、低音域を1オクターブ広がれば、lowG〜hiAまで歌うことが可能になります。

音域を広げる方法

音域を広げるためには、様々なトレーニングがあります。
自宅でも簡単にできるトレーニングや発声練習をご紹介します。

体の力を抜く

体の力を抜く

体の力を抜く(無駄な力を抜く)ことで発声がしやすくなります。体の力を抜く方法として、体の部位をほぐしておくことをおすすめします。

首回りをほぐす

首をゆっくり回し、首の筋肉を手でほぐすことで首回りの余分な力がなくなり、喉が開きやすくなります。また、上を向いたり、頭を斜めに傾けたりして、首の後ろや首の横の筋肉を伸ばすのも良いでしょう。

喉の内側をほぐす

あくびの真似をして喉を広げたり、そのまま舌を前に突き出してキープしたりすると、喉が開きやすくなります。滑舌が良くなる効果もあります。

肩やお腹をほぐす

肩をゆっくり回したり、両手を上で組んで、体を横に倒したり、そのまま体を後ろにそらしたりして、お腹の横やお腹を伸ばしてみてください。肩やお腹の余分な力が抜けるので、腹式呼吸がしやすくなります。

腹式呼吸法を用いる

腹式呼吸

発声には息が必要です。腹式呼吸を用いることにより、息を吐く力が増え、声が出しやすくなります。また、歌うとき喉に余分な力が入りにくくなるので、高音や低音が出しやすくなります。

■腹式呼吸のやり方はこちら

高音域を広げる場合の発声法  

腹式呼吸を用いた発声法を身につけてください。
その後、裏声を習得しましょう。

裏声の種類
ファルセット(コーラスなどで聞く声)
ミドルボイス(裏声ですが地声のように鋭く響きのある声)
ヘッドボイス(主に声楽家などが使っている声)

高音域を広げる場合、テクニックとして裏声を使います。裏声を出すには、喉を開いて声を鼻腔に響かせなければなりません。

ファルセット

ハミングをするときの口

ファルセットの練習にうってつけなのが「ハミング」です。
鼻歌とも言います。鼻歌と同じ声帯の状態で歌えば、自然とファルセットを出せるようになります。

上の歯を見せるようにして口を開き、舌の先を前歯の付け根より少し上のところにつけてください(軟口蓋)。その状態で「んー」と発声します。

例えば、鼻歌で「んー」と長く発声し、裏声で「はー」と切り替えるといった要領です。切り替えた時に、鼻が振動していれば、裏声が発声でいていることになります。

実際に、試してみてください。そして、少しずつ音程を上げていき、裏声を出せる音域を広げていきましょう。

■ファルセットの練習方法など詳しくはこちら

ミドルボイス

ミックスボイス

ファルセットに慣れてきたら、ミドルボイスの練習をしましょう。

ミックスボイスは地声と裏声の中間的な発声方法のことです。この発声方法により、地声で出すことが難しい音域の高い領域を力強く発声できます。

具体的な練習方法として、裏声を発声し、そのまま音程を変えずに、裏声に少しずつ地声を足していきます。そして、音程を徐々に上げていき、ミックスボイスで出せる高音を広げていきます。

慣れてきたら、実践にも応用してみましょう。
実践方法として、地声では歌いづらい曲のパートをミックスボイスですべて歌います。

また、曲をミックスボイスですべて歌うのも、ミックスボイスのコツをどんどん掴めるようになります。実際に歌う時に役立ててみましょう。

■ミドルボイス(ミックスボイス)について詳しくはこちら

低音域を広げる場合の発声法

低音は前歯の隙間から声が抜けていくイメージ

低音域を広げるためには、胸や全身に入った余分な力を抜くことが大切です。基本的に、低い音は、胸や肺の部分の広い空間で中心に響きます。

胸や全身に入っている余分な力を抜いて歌えるように練習すれば、自然に低音域を広げることができ低音が安定します。

また、低音を出すために喉を無理やり締めて出す方も散見されます。
低音は、前歯の隙間から斜め上に声が抜けていくイメージで発声しましょう。
声の出しやすさを感じていただけるはずです。

■低音について詳しく知りたい方はこちら

音域を広げるためのおすすめの練習方法

音域を広げるためのおすすめの練習方法をご紹介します。

筋トレ

歌の上達のために筋トレしよう

歌が上手になるためには、背筋などの筋力トレーニングも大切です。背筋を鍛えると歌うときに美しい姿勢を保つことができます。

美しい姿勢で歌うことで、呼吸が整えるので、腹式呼吸が持続できます。したがって、背筋を鍛えることで腹式呼吸(横隔膜の動き)が安定します。

背筋と同時に腰や骨盤周りのインナーマッスを鍛えると腹筋や体幹も支えてくれます。

■トレーニングメニューはこちら

音階トレーニング

音階トレーニング

ピアノやキーボートを使いながら、音階トレーニングを行うのがおすすめです。

本格的なボイストレーニングでは、音を確認するためにピアノやキーボードを使います。スマホなどのアプリでも代用できます。

ピアノなどで音を出しながら発声することで正確な音が出せます。そして、自分の音域を確認することもできます。 自分の音域を確認することで、自分の歌いやすい曲を見つける手助けになります。

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k a s u m i

数百人以上の声をみた経験を持つ、歌の先生ブロガー。バンドSee Emily Playのvo&ba。あなたらしい歌い方を大切にして欲しい。いくつになっても歌や音楽と生きる人生を歩んで欲しい。そんな思いでサイト運営しています。ぜひTwitterフォロー、Facebookのいいねをお願いします!

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