ライブや発表会などで歌うとき、できるだけ良いコンディションで望みたいものです。中には、お腹が空いても食べない・発声練習をしておくなどの準備をして本番を迎える方もいるでしょう。
しかし、あまり神経質になり過ぎてしまうと、逆に喉のコンディションを悪くしてしまう可能性があります。そこで今回は、ライブや発表会で歌う前にすべき喉のコンディションを整える方法についてご紹介します。
目次
前日の夜はお肉がおすすめ!しっかり食べることが大切
歌う日の前日はしっかり食べましょう。おすすめは、唐揚げやハンバーグなどのお肉料理です。食後に、いちごやオレンジなどのフルーツを食べるとより喉のコンディションが整います。
アルコールやカフェインの取り過ぎに注意する
歌う日の前日や当日は、アルコールやカフェインは控えてください。また、冷たい飲み物も同様に控えるべきです。暑い日は辛いと感じるかもしれませんが、常温の飲み物を摂りましょう。おすすめの飲み物は以下のものです。
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睡眠をしっかりとる
当たり前のことですが、睡眠をしっかりとりましょう。声帯は寝ている間にしか休むことができません。もし寝つきが悪いという方は、リラックスできる音楽やアロマを炊くなどして休める環境を作りをしてみてください。
起きる時間は最低でも歌う時間の3時間以上前にする
声帯にできるだけ負担をかけずに歌うには最低でも3時間以上あけなければなりません。なぜなら、声帯が目覚めるのには、起きてからタイムラグがあるためです。
必ず余裕を持って起きるようにしましょう。ちなみに、途中で仮眠してしまうと声帯も休んでしまうため、再度時間をあける必要がありますので注意してください。
甘いもの・辛いものはなるべく控える
歌う前、なるべく甘いものや辛いものを食べることは控えましょう。どうしても食べたいときは、歌う時間の3時間以上前に済ませておいてください。たくさん食べるのではなく少量にすることも大切です。
のど飴もNG
ちなみに、のど飴も糖分が含まれているものがほとんどですので、歌う直前でなめるのは控えることをおすすめします。
食事は歌う時間の2〜3時間前に済ませる
食事は、歌う時間の2〜3時間前に済ませておきましょう。また、お腹いっぱい食べるのではなく腹八分目に留めておくのがポイントです。
お腹いっぱいに食べてしまうと、横隔膜の動きが鈍くなり息をたっぷり使って歌うことができなくなってしまいます。
どうしてもお腹が空いたら…
もし本番前にお腹が空いてしまったときは、唐揚げを1〜2個、ケチャップやマスタードの付いてないフランクフルトを1本程度にとどめて食べてください。
喉に限らず「体」全体を冷やさないように注意する
歌は自分の体が楽器です。本番で響のある歌を歌うためにも、「喉」だけでなく「体」全体を冷やさないように注意してください。
必要に応じて
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などの対処をしましょう。
歌う時は喉のコンディションを整えて万全の状態で臨もう
喉のコンディションは、ちょっとしたことに気をつけるだけで大きく変わります。気持ち良く歌うためにも、今回ご紹介した内容を本番前日から取り組むことをおすすめします。
ちなみに喉のコンディションを整える方法は、ヴォーカリストやヴォーカル講師の方などによって様々です。今回は、筆者のおすすめであることをご承知おきください。