ボイトレをすれば音痴は本当に治るの? そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
特に、
- 音程がとれない
- 過去に「音痴」と言われて歌うことが嫌いになった
- 人前で恥をかかない程度に歌えるようになれたら……
といった悩みや思いを抱えていた場合、音痴は改善できないと割り切っている方も少なくありません。
目次
音痴は治るの?
音程を身につけるために必要なボイトレをすることが前提となりますが、ほとんどのケースで音痴は改善できます。今まで「音痴」ということを気にして心から歌を楽しめなかった方は、ぜひボイトレにチャレンジしていただきたいです。
しかし、ただ音痴はボイトレで改善できると言っても「本当なの?」と思われるかもしれません。
そこで今回は、ボイトレによって音痴が治る理由と改善できる・できない条件について具体的にご紹介します。
ボイトレをすれば音痴が治る理由とケース
なぜ、ボイトレをするとほとんどのケースで音痴が治るのでしょうか。
音痴と言われる方の多くは“体に音程が身についていない”ことが原因であるためです。そのため、体の中に音程を染み込ませるトレーニングを積めばほとんどの場合、音痴は治ります。
音痴が治せる具体的なケース
ボイトレによって音痴が治せるケースとは、具体的にどんな悩みを持つ方なのでしょうか。
たとえば、
- 音楽が苦手で歌ったり、演奏したりすることを避けてきた
- 鳴っている音と自分が発している声の高さが合っているのか分からない
- リズムが上手くとれない
- 感情込めて歌っているはずなのに“棒読み”に聞こえてしまう
などのケースであれば改善できる可能性は高いと言えます。
ボイトレをしても音痴の改善が難しいケース
ボイトレをしても音痴の改善が難しいケース。それは、耳に病気を持っている場合です。
ボーカルトレーニングの先生は歌を上手にするプロですが、耳の病気を改善する先生ではありません。そのため、耳になにかしらの病気を抱えているために音程がとれない場合はボイトレでの改善は難しいでしょう。
音痴を改善するためにできること
音痴を今より少しでも改善したいという方は、ドレミファソラシドに慣れる練習をしてください。例えば、ソルフェージュがおすすめです。
他には、ピアノやピアノアプリを使って、弾いてる音に合わせて声を「あー」「あー」と出してみるのも良いでしょう。
音に合わせて声を出す練習をするときのポイント
音に合わせて声を出す練習をするとき、人差し指を使い音の上がり下がりを確認して行くのがポイントです。
もし、「ド」の後に「レ」の音に合わせて声を出したら人差し指を上げ、「ファ」の後に「ミ」を出したら指を下げてください。
指をつけながら練習することで、少しづつ音程がとれるようになるでしょう。
音痴はボイトレで治せる|音に合わせて声を出そう
音痴は、治るまでの期間に個人差はありますが治すことができます。ぜひ、ドレミファソラシドに合わせながら声を出してみてください。
そのとき、人差し指の上げ下げも忘れず行うことがポイントです。少しづつですが、効果を実感できるようになります。