「歌のメロディが覚えられない……。」特に、地域などのイベントで歌っている人やカラオケによく行く人から、このような悩みを打ち明けられることが多いように感じます。
何回も曲を聴いていたはずなのに、どうして覚えられないのでしょう……。
それは、メロディの覚え方があまり良くないためです。歌のメロディを効果的に覚えるためには、どのようにすれば良いのでしょうか。今回、歌のメロディが覚えられない理由と合わせて、覚え方についてご紹介します。
目次
歌のメロディが覚えられない2つの理由
歌のメロディが覚えられない理由には2つの理由があります。実は、メロディを覚えるために効果的と言われている覚え方が、本当はあまり良くないことも。以下の方法で歌のメロディを覚えようとしている人は、控えることをおすすめします。
1:覚えたい曲を何度も聴く
覚えたい曲を何度も聴くことは、決して悪いことではありません。しかし、“メロディを良く確かめながら聴く”のと、“ただ曲を垂れ流して聴く”のでは全く異なります。
そして、メロディを覚えらない人は、“ただ曲を垂れ流して聴いている”ことがほとんどです。人にもよりますが、曲を何度も聴くだけで歌のメロディを覚えるのは難しいでしょう。
2:歌詞を暗記する
稀に歌のメロディを覚えるため、歌詞を丸暗記するという人がいます。
この方法も、歌のメロディを覚えるために効果的な手段とは言えません。なぜなら、歌詞を覚えても曲のリズムや流れを覚えていないケースが多いためです。
仮に、メロディを覚えられたとしても、歌詞の言葉ひとつひとつが先行してしまい“棒読み”のような歌になってしまうでしょう。
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効果的な歌メロディの覚え方|はなうたを歌うこと
歌のメロディを効果的に覚える方法。それは、「ンン」といったように“はなうた”を歌うことです。歌詞を「ン」や「ル」など同じ言葉で歌うことで、効果的にメロディを体に覚えさせることができます。
歌詞で歌うよりも「はなうた」が効果的な理由
なぜ、歌詞で歌うと覚えられないのに、同じ言葉に変えて歌うと効果的に覚えられるのでしょうか。理由は、歌詞で覚えると、歌のメロディではなく“話し言葉の響きにつられてしまう”ためだと筆者は考えます。
歌もなめらかな仕上がりに!
実際、先にメロディを体に染み込ませてから歌詞を覚えた方が、なめらかな歌に仕上がります。これから歌のメロディを覚えるという人は、ぜひ“はなうた”を歌うことから始めてみてください。
「はなうた」でメロディを覚えるべきもうひとつの理由
実は、はなうたを歌ってメロディを覚えるべき理由はもうひとつあります。それは、正しい音程が身につくことです。ヴォーカルや発声などの専門的なトレーニング経験がある人は、音程をとる練習のひとつとして、“はなうた”つまり“ハミング”を勧められたことはありませんか?
お風呂で歌うと上手い訳
別の記事で理由を詳しく書きますが、はなうたは元々音程をとる練習方法として使われている歌い方です。お風呂などではなうたを歌うと、いつもより上手に歌えていると思うのは、“はなうた”パワーの恩恵をあやかっているためなのです。
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歌のメロディは「はなうた」で覚え音程も一緒に整えよう
歌のメロディが覚えられない。そんなときは、ただ曲を流して聴くのではなく、はなうたを歌ってメロディを覚えてみてください。体で歌のメロディを覚えていることが実感できるでしょう。