歌唱テクニック

ビブラートとは?カラオケでビブラートをかける方法と練習法

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カラオケで歌うとき、ビブラードをかけるにはどうすればいいの?

ビブラートが綺麗にかけられるようになると、カラオケ採点で機械が検知し、得点アップにつながります。そのため、習得したいと思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ビブラートに関する悩みや疑問を持っている方に向けて、具体的な出し方と練習方法についてご紹介します。

ビブラートとは?

ビブラートとは、歌や演奏で音を伸ばすとき一定の周期で音が揺れる状態のことを言います。

「あー」ではなく、「あぁあぁあ」と震えているように聞こえる声がビブラート。五木ひろしさんなど、演歌歌手の方がよく使っている歌唱テクニックのひとつです。

綺麗なビブラートの条件

ビブラートの条件

ビブラートが綺麗にかかっている状態には、一般的に5つの条件が挙げられます。厳密には意味が異なりますが、バイブレーションをイメージするといいでしょう。

 

  • 音の揺れ幅が一定
  • 音が揺れる感覚が一定
  • 発声中に音が途切れない
  • 喉を締めてビブラートを出さない
  • ロングトーンのところでビブラートをかける

ちなみに、揺れ幅が大きく、揺れの周期が早く、その早さが一定であるほどいいビブラートと判断されます。

揺れ幅大きく、音が揺れる周期が早くても、一定を保つことができない場合は残念だなと思われてしまうでしょう。

 

ひとつじゃない?!ビブラートの種類と練習方法

ビブラートといってもやり方はひとつではありません。主に2つのやり方があります。

 

声の大小(音量)でビブラートをかける方法

ひとつは、大きい声と小さい声を交互に出して“音の揺れ”を作る方法です。

「あぁあぁあぁあぁあ」と、同じ言葉で大きい声と小さい声を交互に出します。

 

始めはゆっくりと「あぁあぁ」と発声してみましょう。徐々に、「あぁあぁ」の感覚を短くしていけばOKです。

【POINT】
ビブラートをかける言葉は、必ず「母音」で!
※例えば、ビブラートをかけたい言葉が「た」や「と」など子音の場合は、それぞれの母音の音で伸ばしましょう。
※「た」なら「あ」、「と」なら「お」が母音です。

 

音程を上下させてビブラートをかける方法

もうひとつは、音程を上下させてビブラートをかける方法です。ポピュラーなのは、ルート音と3度の音を交互に出してビブラートをかける方法ではないでしょうか。

例えば、コードがCだった場合、「ド」と「ミ」の音を交互に出します。3度の音ではなく半音下げて出すやり方を教える先生もいます。

ピアノやピアノアプリを使って音を出しながら練習してみるといいかもしれません。

 

ビブラートを習得に必要な体の使い方

ビブラートをかけるために使う体のパーツは、喉・アゴ・みぞおち・横隔膜です。

アゴ(音程を上下させるビブラート)

ひとつ目は、アゴを上下に動かしながら音程を上下させる方法です。演歌歌手の五木ひろしさんをイメージするといいでしょう。

ただし、アゴを使ったビブラートは、やり方を間違えてしまうと体に無駄な力が入ってしまったり、気道がつまってしまったりして正しい発声ができなくなることもあります。

注意して練習しましょう。

喉(音程を上下させるビブラート)

宇宙人のマネをするようなイメージで、喉をあけたまま「あぁあぁ」と音程を上下しながら発声練習をしてみてください。

喉を締めないようにするのがポイントです。

 

横隔膜(音量の大小でかけるビブラート)

習得が一番難しい方法ですが、最も望ましいやり方です。

ドギー・ブレス、またはドッグブレス(犬が夏バテしてハッハッと小刻みにする呼吸)を使い、感覚を掴む練習をするのが一般的です。

「あぁあぁ」とビブラートをかける際に、大きい音を出すときは横隔膜が上に、小さい音は横隔膜が下に落ちる感覚を持って発声してみてください。

感覚が掴めないときは

「あぁあぁ」の大きい「あ」のときにお腹を凹ましてみましょう。

始めはゆっくり「あぁあぁ」と出して、慣れてきたら徐々に早く「あぁあぁ」と出してみてください。

腹式呼吸の習得から始めるといい

腹式呼吸の習得から始めるのもおすすめです。「腹式呼吸の具体的なやり方!2つのコツで誰でも簡単にできる」を参考に練習してみてください。

 

みぞおち(音量の大小でかけるビブラート)

原理は横隔膜を使ってかけるビブラートと同じです。

みぞおちでリズムを取りながら発声することでビブラートがかかるようになります。ただし、他の方法と比べてビブラートのかかり具合が弱いと感じるかもしれません。

 

リズムのとり方|体のどこでとればいい?

まず始めに、リズムは体のどこでとればいいのでしょうか。それは、みぞおちです。みぞおちはおへそから指4本分上の位置にあります。この部分を、使ってリズムをとります。

 

実は、ジョン・レノンやマイケル・ジャクソンなどリズム感があると言われているアーティストは、みぞおちでリズムをとっていることが多いのです。

 

みぞおちを使ったリズムのとり方

みぞおちを使ってリズムをとる方法を具体的に確認していきましょう。

1.みぞおちを中心にしてお腹を折る|カウント(ワン)

写真を参考にしながら、みぞおちを中心にお腹を折るようにしてみてください。

2.お腹を前につき出す|カウント(エン)

軽く折ったお腹を前に突き出すようにしてください。

これを繰り返すだけです。

 

ワン・トゥ・スリー・フォーというカウントはお腹を折って数字の間に入るエンというカウントではお腹を突き出す。ひたすらこの動きを繰り返すだけです。

引用:https://ennuirockmusic.jp/columns/37/

 

ビブラート習得のために必要なこと

ビブラートができるようになるために必要なことがあります。

【POINT】

  • 喉や体に無駄な力が入っていない状態で発声できるようになること
  • 一定の量で息が吐けるようになること

 

喉や体に無駄な力が入っていない

ビブラートは、喉や体に無駄な力が入っているとうまく出せません。

仮に、力が入っている状態でビブラートが出せたとしても、それは喉を締めて無理やり出しているものです。

 

喉を壊すリスクもありますから、「丹田姿勢の正しい作り方」を参考に、体に無駄な力が入っていない状態で発声する方法を身につけておきましょう。

 

一定の量で息が吐けること

ビブラートを出すためのテクニックを身につけても、一定の量で息を吐き出せなければ綺麗なビブラートは出せません。

吐く息の量にばらつきが出てしまうと、音の揺れ幅や周期が乱れてしまうためです。

 

引用:歌で息継ぎ(ブレス)が続かない・下手という悩みを解決する方法

もし、一定の量を保ちながら息を吐けない人は、「歌は息のコントロールで劇的に変わる!歌に関する“息”の知識まとめ」を参考に練習してみてください。

まとめ

ビブラートは難しい……そのようなイメージを持つ方も多いかと思います。しかし、コツさえ掴めれば習得も夢ではありません。今回、ご紹介した内容を参考にぜひ練習してみてください。

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  • この記事を書いた人

kasumi

歌の先生ともの書きで生きる人。バンドSee Emily Playのvo&ba。さまざまな方のレッスンをしてきた経験から人の声の特徴が目に見えるのが特技。 あなたらしい歌い方を大切にして欲しい。そんな思いでサイト運営しています。ぜひTwitterフォロー、Facebookのいいねをお願いします!

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