口角を上げるためには具体的にどうすればいいのでしょうか。重要性は理解しているけれど、口角がうまく上がらないと悩む方も少なくありません。
実は歌に限らず、話し方や発声のレッスンを受ける場合も口角の正しい上げ方を覚えることが大切です。
なぜなら、口角を上げることで
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ためです。
綺麗な発声方法を身につけたい場合、正しい口角の上げ方を覚えることは必須項目だと言えます。口角の上げ方を覚えて美声を手に入れましょう!
目次
間違った口角の上げ方
まず始めに、口角が上がらないと悩む方がやりがちな見本を確認していきましょう。
口が横に開いています。
これではいくら頑張っても口角は上がりません。また、この口の開け方をしてしまうと高音が裏返りやすくなるため、キーが高い曲を気持ちよく歌うことは難しいでしょう。
仮に高音が出たとしても、無理やり声を出しているような状態になります。
もし口角が上がらないと悩んでいる方は、鏡を見ながら確認してみてください。おそらく、口が横に開いているはずです。
口角を上げる正しいやり方
それでは口角を上げる正しいやり方を確認していきましょう。
唇の端がななめ上に向かってキュっとあがっています。
その他に、ほっぺたがプクッと盛り上がっているかどうかでも確認できます。
口角が上がる人と上がらない人とでは、横に伸びているかななめ上に伸びているかの違いがあるのです。
見た目は小さな違いですが、声の響きには大きな違いが出ます。
イメージが掴めない方におすすめのやり方
もし、口角がななめ上に上がるのがイメージできない方は、ほっぺたを手で持ち上げながら「あー」「うー」と声を出してみてください。
ほっぺを持ち上げたときとそうでないときの声に違いが出ることを実感いただけるでしょう。
このとき、親指でほっぺを持ち上げて、人さし指で軽く支えるようなイメージでやると実感しやすくなるためおすすめです。
口角を正しく上げるためのポイント
口角を正しく上げるためには、2つのポイントに注意して練習することです。
2つのポイントとは、
- 歌うときは、ほっぺを上に上げる(口角はななめ上)
- 口角を上げたときに顎に力が入っていたら口が横に開いているやり方であると知る
ことです。
もし、ほっぺを上に上げることが苦手な方は、表情筋を鍛える体操を続けていくことで改善できます。
表情筋を鍛える体操とは、口を大きく使いながら「ういうい」と言うものです。
テレビを見ながらできるので、1日30回ほどのペースで続けてみてください。
口角を正しく上げて響きのある声を手に入れよう
歌や話し方を学ぶとき、必ずと言っていいほど“口角を上げる”ことの重要性を教わります。
しかし、重要性を理解しても実践で習得するのは難しいことかもしれません。正しい口角の上げ方を習得したい方は、まず口の端が横に開いているかななめ上に開いているかを確認してみてください。
違いを知ることで、正しい口角の上げ方を習得できるでしょう。