音楽活動に役立つ知識

スタジオ練習時の音作り|ハウリングなどを防ぐコツは

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スタジオ練習での音作りについて

スタジオでバンドの練習やセッションをする場合、音量のバランスや音質の調整がうまくできないトラブルを経験することがあります。ライブハウスなどのステージ演奏とは異なり自分たちで調整するにはコツが必要です。そこで、日頃の練習時にどのように音作りをすれば、トラブルを無くしストレスなく演奏できるかまとめてみました。

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スタジオでの音作りあるある

スタジオ練習時の音作り
  • 楽器の音量が大きすぎてボーカルが聞こえない
  • ドラムが大きくて他の音が聞こえない
  • ハウリングを起こす
  • 何が原因でハウリングをしているかわからない
  • ボーカルにリバーブなどをかけ過ぎている
  • 音域が被っている
  • ベースの低音が響いてドラムのスナッピーと共振する
  • 曲によって音のバランスが変わる(ギターやキーボードの音色が変わるなど)

バンドマンなら、どれかしらの経験があるかもしれません。
これらのことを起こさないために、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

スタジオ練習での音作り(基本)

スタジオ練習時のバンドの音作りを成功させるポイント

音量を元に音を作る方法を、楽器ごとに解説します。
基本は、ドラムを中心(特にスネアドラム)にしてバンド全体の音量バランスをとりましょう。

ドラム

drum

ドラムの音量は叩き方で変わってきます。
スネアは10、バスドラムは6~8、ハイハットは3程度の配分で叩けると良いでしょう。
スネアドラムの音と他のパートのバランスを考えるとバンド全体のサウンドのバランスは整いやすくなります。

ライブではPAに調節してもらえますが、普段の練習から音量バランスを心がけておくと後々便利です。感覚的な調整しかできないので他の音を聴く努力が最も必要な楽器と言えます。

ボーカル

ヴォーカル

ボーカルマイクは、他の音を拾いやすい(指向性が広い)ため、他の音が大きいとボーカルの声がかき消されてしまいます。

またボーカルは、声量をキープするためマイクとの距離に注意しましょう。
マイクに近い方が良いですが、口を近づけ過ぎてしまうと逆効果です。
本来、マイクは空気の振動を拾う役目をするものなので、口を近づけ過ぎると声量レベルが下がる、音質が変わる、ことがあります。

ギターとベース

ギターとベース

アンプに付いているGAIN(ゲイン)とMASTER VOLUME(マスターボリューム)のつまみは、それぞれ役割が異なります。

GAIN音質を調整するためのもの。クリアなサウンドを求めるときは絞り気味、歪んだ音が欲しい時には高めに設定すると良い。
MASTER VOLUMEアンプで増幅された出音の音量調整をするもの。

両方のバランスを保ちながら自分の欲しい音をさがしましょう。

曲によって音色を変えている場合

曲によって音色を変えている場合

ギターやキーボードによくありますが、曲によって音色を作っている場合は、音の出力レベルを極力合わせると良いでしょう。

基本的にライブでは、PAが音圧をそろえて増幅してくれます。
日頃のスタジオ練習でも音色ごとの出力レベルを合わせる意識があれば、ライブ前の音合わせが楽になります。

録音して音質やバランスをメンバーで精査

音量大小は人間の耳で判断するので主観が伴います。
スタジオ練習時は自分の音を聴きながらバランスを意識するので、メンバーによって感じ方に違いがでることもあるでしょう。

演奏を録音してみんなで聴きながら、それぞれのバランスを再確認するようにしてみてください。
録音マイクは正直なので、演奏中に気付かなかったところことがわかり、一層音量調整についての意識が高まります。

アンプや立ち位置を工夫

ハウリングは、練習中に最も気になるノイズです。
最も多いのは、ボーカルマイクがスピーカーの出音を拾って無限に音の循環を繰り返すケースです。
数本のマイクを使用している場合は、どれが出音を拾っているのかわからないことも。

対策は、マイクヘッドをスピーカーに向けないことです。
特に、ボーカルを出力するスピーカーの向きには気をつけましょう。生音のドラムが原因になることもありますが、スタジオではドラムの叩き方を意識するほか対策方法がありません。 

ボーカルのハウリング防止策

スタジオに設置してあるマイクは、集音する指向特性が広いダイナミックマイクがほとんどです。
マイクヘッドを手で囲うようにして歌う人がいますが、マイクが無指向性に変化することでハウリングを起こす原因になります。また、ハンドマイクで動き回ると、いつの間にかスピーカーの音を拾うので注意が必要です。                

音域から見るバンドの音作り

音域から見るバンドの音作り

2つ以上の楽器の音域(周波数帯域)が同じ場合に、音が被って聞こえなくなることがあります。
丁寧に音域を分けることが理想ですが、実際のスタジオ練習では不可能に近いセッティングです。そこで、スタジオのアンプで可能なセッティング時の注意点をまとめてみました。

音域とすみ分け

それぞれの楽器の帯域は大まかに、低音域、中音域、高音域に分けられます。

低音域バスドラム・ベース
中音域スネアドラム・ギター・キーボード(ピアノ)・ボーカル
高音域ギター・キーボード(ピアノ)ドラムシンバル

スタジオで練習するときは、それぞれの帯域で自分の音が他の楽器の大切なフレーズを邪魔していないかを考えましょう。アンプの音質のつまみの調整はフラット(すべてのつまみをセンター位置にする)から始めます。

同じ帯域のパート同士で被って音が聞こえない場合は、BASS、TREBLE、MIDDLEのどれかのつまみを少しカット(つまみを左に回す)する意識で調整しましょう。低音域ではBASSつまみを、中高音域ではTREBLE、MIDDLEの調整を中心に考えます。

難しい低音域の調整

低音域の調整は他の音域よりも狭い範囲になるので難しいといわれます。
低音域の音のエネルギーは他の音域よりはるかに大きいため、回り込みや反射の影響を受けやすいのです。スタジオやライブ会場から漏れてくる音がほとんど低音であることからも良くわかります。

考え方としては、最低音はバスドラムでベースはやや高い位置と意識することです。

スタジオではイコライザーで全体の調整ができないので、各自のアンプでの調整が必要です。音質のつまみBASS、TREBLE、MIDDLEはフラットにしておき出音に応じて過不足を微調整します。他の音を打ち消してしまうと思ったときは、BASSのつまみを2メモリ程度カットするとよいでしょう。

まとめ~バンドの音作り~

ライブ会場では事前のリハーサルで、PAによって音圧を合わせて調整してもらえますが、スタジオ練習の時には音圧計がありません。バンドとして主張すべきところを、自分の音で消してしまわないように気をつけることに重点を置きましょう。

そのためには、メンバーが曲の内容を理解し、リフやフレーズ、ソロパート、ボーカルの歌詞やメロディの大事なところを共有する必要があります。

スタジオで練習するときに常にバランスを念頭においておけば、将来ライブ会場で必ず役に立ちます。

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  • この記事を書いた人

kasumi

数百人以上の声をみた経験を持つ、歌の先生ブロガー。バンドSee Emily Playのvo&ba。さまざまな方のレッスンをしてきたため、人の声が目に見えます。 あなたらしい歌い方を大切にして欲しい。いくつになっても歌や音楽と生きる人生を歩んで欲しい。そんな思いでサイト運営しています。ぜひTwitterフォロー、Facebookのいいねをお願いします!

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