ボイストレーニングをしているけれど、声が変化しているのか分からない……。そんな風に思うことはありませんか?
せっかく習っているのに、上達している実感がないとモチベーションも下がってしまいます。そこで今回は、ボイストレーニングによって声が変化しているかどうかを確認する方法についてご紹介します。
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目次
上達していると実感するのは意外と難しい
ボイストレーニングによって、声が変化した(歌が上達した)と実感するのは意外と難しいことです。
なぜなら、歌いながら自分の声を確認しようとするからです。 これは同時にふたつのことをやろうとしているのと同じことです。
歌っているとき、ほとんどの人が必死
ボイストレーニングで学んだことを活かしながら歌う。これだけでも大変なことです。
「こんな歌い方を教わったから実践しなきゃ。」と頭で考えてしまう方も多いので、自分の声を確認する余裕はほとんどないでしょう。
主観では「声が出しやすいか?」でしか判断できない
音大を出ている人や歌の先生など、ある程度歌に精通している人でないと自分の声の変化に気づくのは難しいかもしれません。
多くの人は、「声が出しやすくなった気がする。」という感覚的な判断になってしまいます。声が変化しているのか(歌が上達しているのか)気づけないことを悲観する必要はないのです。
声の変化を確認する方法
ボイストレーニングによって声が変化したかどうかを確認するにはどうすればいいのでしょうか? 具体的な確認方法についてまとめました。
1.録音して自分の歌声を確認する
ICレコーダーなどを用いて、自分の歌声を録音してみましょう。
録音したものを聞けば、自分の声が変化しているのかどうか気づきやすくなります。後でゆっくり確認できるため、歌に集中できるというメリットもあります。
定期的に録音して聞き比べるとわかりやすい
定期的に自分の歌を録音して聞き比べるとより変化に気づけるでしょう。
始めは、自分の歌声を聞くのに慣れないかもしれませんが、徐々に抵抗がなくなってくるので安心してくださいね。
2.第三者に自分の声を聞いてもらう
習っている先生に「上達しているよ!」と言われても実感が湧かないという方は、第三者に声を聞いてもらいましょう。
ボイストレーニング前の声を知っている方に聞いてもらうことで、率直な意見が聞けるため、具体的にどんな風に声が変わったのか教えてもらうことができるでしょう。
3.実感を大切にする
なんとなく、前よりも声が出るようになった気がする……。高い音に抵抗がなくなった気がする……。
あなた自身の実感を大切にしましょう。実感を大切にすることで、徐々に声に対する変化に対して敏感になります。
【お役立ち記事】
ボイストレーニングによる声の変化は簡単に確認できる
ボイストレーニングをしていると、自分の声が変化しているのか(上達しているのか)不安になることがあります。
そんなときは、自分の声を録音してみたり第三者に聞いてもらったりすることで“変化”を確認することができます。難しく考えず、感覚を大切に判断してみましょう。