歌に関する知識

男性の平均的な音域|低・中・高別でおすすめのカラオケアーティストは?

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男性の音域とは

 今回は、男性の音域について考えていきます。

まず歌う時に、自分の音域は低いのか高いのかを知る必要があります。
そして、自分が歌いたいジャンルの曲の音域はどのくらいなのか把握する必要もあります。

それと同時に、男性はどこの音程からどのくらいの高さまで歌えるのか、「平均的な音域」も知っておくべきでしょう。

男性の平均的な音域|地声

 ここでいう地声は「会話と同じようなはっきりとした声」のことを指します。
専門的には、この地声のことをチェストボイスという時があります。

一般的な男性の音域

ボーカルの基礎練習で出す地声の音域の目安は、low Gからhi Aです。

歌における男性の音域

実際に、歌う時の音域はそれより狭くなるので、mid1 Cからhi Aで考えると良いです。

低めの場合の音域

 地声が低めな人はmid1 Cからhi Aから少し下げた具合で調整すると良いでしょう。

高めの場合の音域

 地声が高めな人はmid1 Cからhi Aから少し上げた具合で調整すると良いでしょう。

男性の平均的な音域|裏声

 ここでいう裏声とはいわゆるファルセットのことを指します。

ファルセットは、裏声の一種で「弱々しく、息漏れさせた裏声」のことです。
地声より高い音が出せます。地声では高すぎて歌えない高さも裏声では簡単に出せます。

関連記事:裏声を鍛える練習方法|簡単トレーニングで声量もアップ

 発声練習時と歌唱時の音域目安

ボイストレーニングで出す男性の裏声の音域目安は、mid2 Dからhi Dです。

実際に歌うときの音域はトレーニング時よりも狭くなるので、mid 2Gからhi Dで考えると良いです。

歌における男性のファルセットの音域目安

裏声の使い分けで歌の幅が広がる

 他にも、ヘッドボイスやミックスボイスといった裏声の発声方法があります。

ヘッドボイスは「息漏れのしない裏声」のことを指します。主に、クラシックや声楽(オペラ)などで、音域を奏でるソプラノ歌手が使います。

 ミックスボイスは、地声と裏声(ファルセット)が混ざったような中間の声のことをいいます。ミドルボイスということもあります。

 これらの裏声を習得し使い分けられるようになると、歌い方に幅がでます。 

男性と女性の音域の違い

 一般的には、男性と女性の平均音域は、以下のように言われています。

男女別にみる平均的な音域を比較
男性の平均音域mid 1Aからmid 2G
女性の平均音域mid 1Fからhi D

この辺り以外の音域になると男性、女性でも音は出せても、奇声になってしまう人の方が多いかもしれません。

音域別|カラオケでおすすめのアーティスト

 一般的に、J-Pop男性ボーカルの音域幅はmid 1Dからhi A (地声)と言われています。

JPOPジャンルにおける男性の平均的な音域

J-Popの男性ボーカルの8割以上が平均的な音域幅に属しています。
そして、地声が高めな方と低めな方の音域は非常に広いです。

 J-Popでは、hi Aが最高音の楽曲が多い傾向です。
つまり、最高音がhi A以下なら、キーが低めの楽曲、hi A以上ならキーが高めの楽曲と言えます。

平均的な音域の場合

平均的な男性アーティストの音域幅はmid 1Dからhi A (地声)と裏声(ファルセット)を含めるとhi Cあたりが多いです。

参考アーティストは米津玄師さん。

 『Lemon』という楽曲は地声最低音mid 1 B、地声最高音hi B、裏声最高音 hi Bで構成されています。
この『Lemon』の音域、高音部分のhi Bが一般的な男性より、若干高いです。

高音域になるのは、サビの歌詞「あなたとともに」の部分で、曲全体で3ヶ所のみで、そのうちの2か所は裏声です。

「あなたとともに」の部分を裏声(ファルセット)で歌えば、音域的にカバーできるのではないでしょうか。

『Flamingo』の音域は地声最低音mid 1Dから地声最高音hi Aで構成されています。

楽曲全体として、男性の平均的な音域に該当するといえます。
もし高いと感じられる方はキーを1〜2下げる(♭1〜♭2)と良いと思います。

平均より低めの音域の場合

参考アーティストは菅田将輝さんの『さよならエレジー』です。

音域は地声最低音mid 1C#から地声最高音mid 2G#で構成されています。
サビの特徴的な部分である「愛(「あ」い)が僕に噛み付いて」はmid 2F#です。

mid 2Gやmid 2Fという音域は平均より低めな音域でありますが、声を出し慣れていない人には発声に失敗することも多い音域です。

声が低い方でもこの音域は難しいと感じることもあり得ます。

次に『ロングホープフォリア』です。
音域は地声最低音low Gから地声最高音mid 2G、裏声最高音 mid 2G#でメロディーが構成されています。

この楽曲は低音が重視された楽曲なので、おすすめです。
サビの歌詞では、mid 2F、mid2Gといったキーがあります。

歌い慣れていない場合は、滑らかな発声が難しいですが、難易度は高くありません。

平均より高めの音域の場合

参考アーティストはONE OK ROCKのTakaさん。

『whenever you are』の音域は、地声最低音mid 1G#から地声最高音hi C#でメロディーが構成されています。
ONE OK ROCKのライブでは半音(♭1)下げて歌われることも多いようです。

半音下げても地声最低音mid 1Gから地声最高音hi Cで平均より高めの音域の方には、おすすめの楽曲です。

『完全感Dreamer』の音域は地声最低音mid 2Aから地声最高音hi Eで構成されています。

平均的な音域よりもかなり高く、女性の音域に近いです。
一般的な男性が原曲キーで、この楽曲を歌うのは難しいでしょう。

しかし、『完全感Dreamer』の音域自体は広いわけではないので、平均より高めの音域の方は、原曲のキーかキーを下げれば歌うことは可能です。

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kasumi

歌の先生ともの書きで生きる人。バンドSee Emily Playのvo&ba。さまざまな方のレッスンをしてきた経験から人の声の特徴が目に見えるのが特技。 あなたらしい歌い方を大切にして欲しい。そんな思いでサイト運営しています。ぜひTwitterフォロー、Facebookのいいねをお願いします!

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